油絵

絵にはサインを入れた方がいいっ!サインの入れ方&オリジナルサインの作り方

 

みなさんが絵を描くときに

いつまでたっても思い悩むものって何かありますか?

 

僕にとってのそのひとつは・・・間違いなくサインです。

 

「クリエイターは名前を売るんじゃないっ!作品を売るんだっ!!」

なんて言い放ったところで

サインなしでも売れる作品を作れるのは、名も実もあるピカソ先生だからですよ。

 

そんなピカソ先生だって、結局サインを入れるようになったじゃないですか・・・!?

 

そんなサインについては、有名な作家さんでもスタンスが変わるものです。

 

クリエイターにとって、ささやかながらもいつも悩んでしまうこの命題について、

少し考えてみたいと思います。

  • そもそもサインを入れるか入れないか問題
  • 入れるとしたらどんなスタイルどこにいれるか問題

 

実際問題、お作法としては、サインを入れる義務や決まりというものはありません。

 

だからこそ?

それゆえに?

古今と東西を問わず、アーティストを悩ますテーマなんだと思います。

 

あの偉大なアーティストだってきっと迷ったこの問題、あなたどっちを選びますか?

 

ちなみに僕は入れる派です(*’ω’*)!

みるく
みるく
ついでにあたしも「入れる派」だよ♪

 

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サインの意味

サインとは、一言でいうと意思・意向を明示することです。

考え方は大きくわけて2種類あります。

 

サインに意味があるのかないのか・・・

今一度考えてみませんか?

 

サインは商標です

文字通りの意味としてとらえると、間違いなくサインというのは商標です。

  • 制作者(ブランド)を明らかにする

これ以上も以下もありません。

 

ただ、アートにおいて、作品の作者を明らかにしておくことは、ただの商標以上の意味を持つことがあります。

 

もしかすると、あなたの署名した作品は後世へのメッセージになるかもしれません。

というのも、アーティストの中には、名前だけではなく、制作した土地年代などの情報を作品に残してくれる人もいます。

実際、そういった作品は、作品自体の価値だけではなく、後世では忘れ去られてしまった当時の時代背景や関係をひも解く歴史的価値が生まれることもあります。

また、作家その人が時代を導くような巨匠やその周辺にいるひとだった場合、作風やアートシーンを紐解く重要な史物になることだってあります。

 

サインが真贋判断として有効だと思っている人がいますが、直筆だからといっても万全ではありません。

 

今のコピー技術はとても進んでいるんです(*’ω’*)!

 

サインは検収印ですっ!

  • アーティストが認めた作品の最後に、「これがあたしのブランドだーっ!」と宣言をすることです。

 

表現やコンセプトが多様になった現代では、これが主な理由になるのではないでしょうか?

 

今や、モノによってはどこが正解かわからないものも多いです。

 

何をもって、アーティストが定義した完成なのか!?

 

それを宣言するのがこのサインという行為だと思っています。

 

僕は現代アートも古典もどっちも好きです。

ですが、形にすら残らないものをアートと呼ぶようになった昨今では、着地点がわからないものが最近増えてませんか?

 

せめて、完了宣言くらいは責任もってやってほしいなと思います。

 

アーティストだって、見て感じる人がいてこそのお仕事です。

根っこは所謂エンターティナーなんだと僕は思うんです。

みるく
みるく
心を動かすのと、心を迷わせるのは似て非なるもの・・・・。みたいな?

 

ですね(*’ω’*)!

 

サインを入れるべきか入れないべきか?

さて

あなたは・・・

  • サインを入れますか?
  • サインを入れませんか?

 

どっちを選んでも考え方なんだと思います。

だっちにだって主義も主張もあります。

そんな賛定派・否定派の意見って、だいたいこんな感じではありませんか?

 

賛成派の意見

  • サインも作品の一部と思っています。組み込むの前提ですけどなにか?
  • あたしブランドとして知らしめるべし
  • サインなくても作品が路頭に迷わないのは超有名作家だけですよ
  • 結局だれの作品かわからないのはクライアントに不親切
  • どんな出来栄えでも自分の作品には責任を持つげきじゃないですか
  • 時代的証拠としてのこしておきたいわ

 

サイン自体には、アーティストの宣言以上も以下もないようです。

慣例的な終了宣言ですね。

ですが、宣言することは、明確な責任と意義を持つことです。

僕はこちらの考え方のほうが好きですね。

反対派の意見

  • 完璧な画面を個人のエゴサインで汚したくありません
  • 評価されるべきは作品そのものだから、作家がだれだろうが関係ありませんよね?

 

ピカソ先生みたいに、ポリシーと信念をもっての行動なら、こういった考え方もありだと思います。

 

とはいえ、作品の完成宣言までは作家の責任で完遂してほしいです。

作品は、完成宣言をされることで、ようやく作家の元を離れていくものです。

いつまでも完成宣言しない作品があるとしたら、いつまでたっても親離れさせてあげないということと同じなのではないでしょうか?

ぼくが感情移入しすぎでしょうか。

 

サインを入れるとしたらどこにどうやっていれる?

 

ちょっと前に・・・。

とあるオーソドックスな個展絵画教室で、「兎に角めだつようにサインいれなさい」と指導している先生がいるとのツイートを見たことがあります。

 

自分は入れる派だけど、とんでもないご指導だなぁ。と思いました。

 

先生は、作風と生徒の個性を見て、おおらかな表現をしてくれたんだと思いたいですが・・・。

 

言葉を鵜呑みにするならば、サインだけをとんでもなく誇張してしまうと、作品全体の質を落としてしまうことだってあります。

迷った時には控えめなくらいをおすすめします。

 

あの尖がった現代作家さんたちだって、サインは結構シンプル&控えめだったりします。

 

サインは大きいほどいい!というのは多分間違いですよ。

迷った時にはセオリー通りの位置に、セオリーどおりのサイズのサインを、淑やかに添えるのががおすすめです。

 

一般的なサインの入れ方

迷った時にはこの3点を守れば違和感はありません。

  • 大きさ
    (自分が思う以上に)小さくします。
  • 場所
    画面の右下か左下がポピュラーです。
    海外だと右上か左上もありだますが、いずれにしても中央は避けましょう

  • 画面で使っているのと同系色が無難です。

 

グラフィックデザインや現代アートへのサイン入れ

デザイン作品では、文字自体が画面の構成要素になってるものもあります。

そして、そんなサインは超クールだったりします。

 

グラフィックデザインに限らず、作品とあってさえすれば、むしろ目立つように・大きく・カラフルにといった描き方も違和感はないでしょう。

ただし、サインと作品の主⇔従のバランスはきちんと見極めた上で書き添えたいですね。

 

日本画・水彩画へのサイン入れ

日本画や水彩画には、ハンコが良く似合います。

 

そして、ついでに言うなら、昨今の主流は落款印+サインのようです。

 

入れる位置や大きさは、洋の東西を問わずにオーソドックスな例と変わりません。

 

洋画にだって、ハンコタイプのサインは似合いますよね。

 

▼こちらで紹介しているシーレとかもそうです。

そういえばちゃんとみたことなかったかもっっ。。有名アーティストのサイン【6選】ふとアーティストのサインを比較してみてみたくなったので、集めてみました。 割と最近のアーティストで、個性的な作風のひとたちをさら~っと並べています。みなさんどんな感じで書いてるのかを比較してみようというのが主旨です。 アート好きでも興味なくても一読してくれるとうれしいな...

 

ちなみに、絵に押されている判子は落款印」(らっかんいん)といって、若干のお作法もあります。

 

▼落款印ってそもそも何?どうやって使ってどうやって作るの?的な情報をまとめました~

画や書に押してあるかっこいいハンコ_落款印
画や書に押してあるかっこいい判子は一体何!?ポイント押さえて気軽に使えば、おしゃれクールなブランディングツールに早変わる♪書とかに押してある判子は「らっかんいん」といいます。 絵や書を書かない人でも、おしゃれで遊び心のあるロゴや印鑑として、普段のはがきやお手紙や年賀状、名刺や付箋やメール署名にだって使えちゃいます。 日常遣いのワンランク上の見せ方ができちゃうオリエンタルな素敵アイテム、ぜひ普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか(*'ω'*)...

 

僕は、あの落款印ってかっこいいなぁっ!!って、ずっと思っていました。

いつか買おう!っと思いつつ、今に至ります。

 

デジタル絵用には作りましたが、リアル判子はまだ作っていません(*’ω’*)。

ペインターでつくる落款印
ペイントソフトでハンコ(落款印)を作ってみたら、使い勝手と汎用性が高いかっこいいツールになった♪日本画とかに押されている判子がかっこよくって、デジタル素材が売っていないかと探してみましたが売ってないものですね。 しょうがないからPainterで作ってみました。たぶん慣れれば1文字3分あればこの手のパーツは気軽にできます。ぜひおひとついかがでしょうか?...

 

毎度思いますが、やっぱりかっこいいですね。

それこそ落款印にこだわりなければ、四角い角印をオーダーメードするでもいいです。

 

「サイン?あたしはらっかんいんだよ」ってさらっと答えてみたいし、サイン描きに迷わず、海外の社長さんの承認印みたいに・・・・。

 

「完っ、成っ、承っ、認っっ!!はいっ!!!」

 

ズドンっ!!

 

みたいな勢いで落款印押して、けじめつけられたら・・・。

 

とってもクールな大人になった気がするような気がしませんか?

 

こんなモチベーションって、子供っぽいですか?

 

奥ゆかしい人のサイン入れ

奥ゆかしい人には、隠し落款(リンク先は京都国立美術館のHPです)というものもあります。

現代的なアートのように、サインは作品の一部に組み込もうぜぃ!という考え方にも通じるのだと思います。

 

堂々と隠すか、ひっそりと隠すかの違いですね。

 

 

見るほうからすれば・・・。

気分はまるで「〇ォーリーを探せ」!?

です。

そろそろ似合うかな(笑)

 

 

 

見えないおしゃれは、かなりな自己満だと思うのは、僕だけでしょうか。

 

 

 

僕は一般的なルールでサイン入れすることがほとんどです。

殊更目立たせないようにしなきゃ!とも思わないし、面白ければしっかりと背景にすることも厭いません。

 

結局は作品・作風・大きさに合わせて「なじむ」サインを組み込むのが、僕の好きなスタイルです。

 

所詮サインなんて、自分のためのブランディングと、見てくれる人への完了宣言です。

みるく
みるく
サインそのものが主張することに、それほど大きな意味はないってことなんだね

 

サインいれない人はどうやってるの?

僕も僕の知り合いにも、サインを描かないひとはいません。

売ったり展示直前までは「手直しするかもしれないから」ということで、「しばらくはいれない」というひとはいます。

 

なので、本当に知らないんです。

 

なので、webをリサーチして次の意見を拾いました。

  • そもそも描くという概念がありませんし、描いてません。
  • キャンバスの裏に描いてます。

 

そして謎なのは「裏にかく」・・・。

僕も、識別のために木枠に題名とか日付とか描いたことはありましたが、サインを裏に描くのは、物理的にどうしているのがイメージできませんでした。

 

そして「マジックで書く・・・」とも書かれていました。

えっ!?マジックっ・・・(*’ω’*)???

 

リアルだと、二度見レベルの衝撃です。

 

単に理解できないだけなので、詳しく教えてほしい気もしますが、僕の人生で取り入れることはないので、わざわざメールやツイートしてくれなくても結構です(*’ω’*)。

 

きっとサイン描かない派の方たちの作品は繊細で、完成度も高いものなんだろうなぁという想像はできます。

きっと、作品表面にはされていなくても、裏面のどこかに何かしらのサインはしてるんだろうな、とは思います。

 

大御所たちのサイン事情♪

以下アーティスト6名のサインを集めてみましたよっ!

  1. エゴン・シーレ(Egon Schiele)
  2. サルバトール・ダリ(Salvador Dalí)
  3. ジャスパージョーンズ(Jasper Johns)
  4. キース・へリング(Keith Haring)
  5. ダミアン・ハースト
  6. 草間弥生

 

ちょっとした文字数になったので、別ページにしています。

存命のぶっとんだ方も入っています。

結構普通にサインされているだけなのでしょうが、字体からアーティスト然としたものを感じてしまうのは僕が小物だからでしょうか。。

そういえばちゃんとみたことなかったかもっっ。。有名アーティストのサイン【6選】ふとアーティストのサインを比較してみてみたくなったので、集めてみました。 割と最近のアーティストで、個性的な作風のひとたちをさら~っと並べています。みなさんどんな感じで書いてるのかを比較してみようというのが主旨です。 アート好きでも興味なくても一読してくれるとうれしいな...

 

サインの作り方

僕はサインのプロではありませんが、この度サインをつくってみました。

わかりやすく参考にさせていただいたサイトは次のとおりです」。

こちらの「Daily Potal」さんの外部サイト:http://portal.nifty.com/kiji/161205198223_1.htm

 

上記サイトを僕なりに要約した手順はこんな感じです。

【サインの作り方】

  1. 全文字を収めるフレーム(正方形とか長方形とか三角形とかひし形とか)を決めます。
  2. 文字種類(アルファベット・筆記体・ゴシック・漢字・ひらがなとか)を決めます。
  3. 軸になる線をフレーム内に1~3本置いてみます。↓
  4. それっぽいかたちになるまでかきあげます
  5. 完成です(*’ω’*)!

 

・・・それっぽい。。

という感覚的表現がついてるあたりで申し訳ないなと思いますが、兎に角気に入る線が生まれるまで書きなぐるしかありません。

 

ただ、実際にやってみると思いのほか簡単です。

フレームのカタチを決めて、軸線を置くだけでも随分イメージしやすいと感じました。

 

 

この記事に合わせて作ってみたのがこちら

ちなみに、僕はいつも「テルア」とサインしてます。

▽ひらがなver

 

▽分解

 

わかります??

ベースをひらがなにしてみました。

「て」・「る」・「あ」。

結構かっこよくないですか?

 

▽カタカナver

▽かなverの展開図

わかりますか??

「テ」・「ル」・「ア」

・・・「ア」がやや強引です。

 

アルファベットじゃなくても結構かっこいいです。

 

ブログ書きながら思い付きで作ってみましたが、結構気に入っています。

 

次回作からしばらくこのサイン使っていきます。

 

 

ちなみに、僕は字を書くのが苦手です。

本当に小学生でもかかないような下手な字しか書けませんが、こういったものさらっと描けるようです。

やっぱりサインというのは文字ではないんですね。

 

簡単なので、ぜひお試してみてください。

 

 

▼デジ絵&動画ですが、この記事後、カタカナVerのサインを入れた絵をアップしています。お時間あればどうぞお立ち寄りください。

https://bc-harley.net/blog/illustration-making-1306.html

 

 

まとめ

大御所の先生たちでも、サインはテイストも文字も、時とともに変わりますし、作風によって変えることも少なからずあります。

かくいう僕も、この記事を書いた後に変えることにしました。

 

現代ではweb転載や勝手にプリントアウトされて商用利用されてしまうとか、不快な著作権侵害の例もあります。

 

むしろ、おーこー(横行)してます。

 

作家だって被害者なのに、作品に対するアーティストの責任・モラルが問われる場面も今後はありえるかもしれません。

 

無断転用なんざするやつが悪いんだ!知らんよっ!!という声も聞こえてきそうです。

ですが

車にキーを差し込んだまま出掛けてしまい、たまたま子供がエンジンかけて、たまたま事故を起こしたとしたら・・・

今の時代「ドライバーになんの過失もないっ」なんて言い訳が通じると思います??

 

作品も同じで、あまいセキュリティにしておいたがために、後々クライアントさんに迷惑かける。。なんてことがあるかもしれません。

 

サイン入れは、やっぱりアーティスト本人の「完成宣言」なんだと思うんです。

 

プロ・アマ問わず、自分の作ったものにはいろんな意味で責任を持つという意味も込めて、僕は「サインを入れる」に一票ですね。

 

ちょっとながくなりましたが、僕個人のいけんとしては

サインっ!入れろし(*’ω’*)

 

です。

 

 

 

▼水彩画にも興味をお持ちですか?ぜひこちらもどうぞ(*’ω’*)

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