みなさんは「この絵これでお~わり~~♪」って、スパッと筆おけますか?
僕はいっつもぐだぐだと悩んでしまいます。
完成の形が見えてる天才はいいと思います。
←・・・コイツとか(*’ω’*)
でも、手探りでやってる身としては、いつも考えてしまいます。
そう、「完成の見極め」と、「筆をおくタイミング」っていったいどこで、
それはいつなんでしょうか?
▼ぼくの矮小なお悩みどころをまとめてみました。

迷走した時はいつだって、気持ちの落としどころを見つけるしかありませんよね。
優柔不断な僕の落としどころ・・・。
でも
最初から決めておけば、結構減らせる悩みどころ!?
もしおなじように悩んでいる人がいて、参考にしてもらえたらうれしいな~(*’ω’*)。
Contents
そもそも「完成」ってなに?

・・・なぁに?
・・・カワユス(*’ω’*)
完成って言葉は
完全に誇張したイメージをもってる気がします。
完璧に仕上げる事を完成って使いたくなりますが、完成という言葉には、「成立」するって意味もあるんですよ。
完成と言われると、すごくしっかりしたものを作んなきゃ!と思ってしまいます。
でも
「あの作品って成立した?」と聞かれると、随分とハードルが下がって聞こえませんか?
ぼくはぐだぐだと筆がおけないクチですが
いつまでたっても筆を置けない人は、成立のボーダーを引くのがとても下手なんだと思います。
作り始めた時に、完成のイメージを持てる人の方が、圧倒的に少ないのも事実ですが
作り始めるときに、成立の条件とか制限(ルール)を決めておくことはできそうじゃありませんか?
そして、成立の条件を満たしたときに筆を置くのが
きっと正解なんだと思いますよ(*’ω’*)!

完成の見極めを迷走させる2つの要因

見極めを迷走させる要因は、実はそれほど多く無かったりします。
少なくとも僕が悩む時には、ほとんどがこの二つの要因に集約されています。
- 状況の無視覚(言語)化
- 後付けの目標
状況の無視覚(言語)化
要因の一つは、単純に見えてないからです。
見えてないということは、理解できていないということです。
自分の能力を超えている・まだその域に達していないってこととニアイコール(≒)です。
これは大事なことなので、しっかり理解&自覚しておきたいです。
これって、「才能ないよ~」ってことじゃありません。
これって、「頑張りが足りないよ~」ってことでもありません。

行きたいところに行く力や知識やスキルが
「今、この時に」足りてないということなんです。
最初から「ここまでやりたい!」と望んでやってることならぜひがんばりましょう!
ですが
そもそも描き始めた時って、そこまで高望みしてましたか?
フェルメールとかレンブラントがかっこいいな~って思っても、同じレベルの作品をいきなり作ろうとする人なんていませんよね?
しかも、模写じゃなくてオリジナルで同じレベルの作品なんて、無謀の極みじゃないですか?
描きたいと思いついた初心で、そこまで高望みしてなかったのだとしたら、
迷い始めた時点でも、当初の目標には十分成立している可能性だってあると思うんです。
すべての作品に、最初は目指していなかった高みや努力を、焦ってつぎ込まなくてもよくないですか?
大丈夫!
焦らなくても、スキルは数さえこなせば必ず伸びます。
今回できなかったことは、次の作品に盛り込もう!くらいが丁度良いですよ。
後付けの目標
おそらく、これが一番多いんだと思うんです。
ゴールが見えてないからこそ・・・
自分が見えてないからこそ・・・
後付けのハードルがいっぱいついていませんか?
これは、真面目で頑張る人に多い傾向なんだと思うんです。
例えば。
最初のイメージは縦床式の住宅だったのに、途中で閃いたからといって、上に瓦を乗っけてしまったとしたら、
すべてが歪になります。
無理に瓦を載せようものなら、強度が足りないから柱を太くしなければいけません。
柱を太くしたら、バランスが悪くなるので土台を補強しなければいけません。
土台を補強したら・・・・
・・・
・・
・
・
えっと・・・・。
おわりません!!
エンドレスです。
まるでサグラダファミリアです!
もはや国家事業レベルです!

これじゃぁ、成立なんて一生しません。

つじつま合わせでなんとか成立させたところで
歪なキメラしかできやしませんよね?
実はこれ、お絵描きに限った話ではありません。
仕事がきちっとできる人ほど、この割り切りスキルが出来てることが多いように思います。
「僕が今回このタスクでやるのはここまでですよ」
みたいな割り切りです。
最初から見えてないことが多いからこそだと思いますが、後付けの目標はこだわると危険です。
やっていく中で、もし新しい課題ができてしまったら、次の作品で活かすようにしませんか?
そうしないと、たぶん今が終わりません。
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完成をスムーズにするために、最初に決めとく3つの制限

最初からゴールを見定めるスキルがない人に次のことをおすすめします。
それは、最初にいくつかの事に上限を決めておくことです。
コツは・・・、曖昧なものではなく、計測できたり自覚できるものを使うことです。
わかりやすいものとして、僕はこの3つに制限を設けるのがいいと思っています。
- 時間
- スキルや技法
- 新しい試み
時間

時間は誰しもに平等で、しかも100%可視化できる数少ない共通認識ができる事象です。
新しい作品をつくりたい!と思った時には、成立までの所要時間を必ず設けるようにしてみませんか?
あたしって別にプロでもないしぃ~
自由にやりたいんですけどぉ~
という事でしたら、膨大な時間をかけて悩むとよいのだと思います。
苦しくなくて、むしろ楽しいのであれば、それは至福の時間です。
ただし、若干でも苦しみがあるのでしたら、時間という制約で作品を作ることで、役立つスキルがいくつも身につきます。
例えば・・・
客観性、スケジュール管理、タスク管理、優先順位付け、俯瞰的視点・・・といった、マネジメント能力・・・などいかがでしょう?
完成形は予め見えたり描くことができなくても、時間ならはっきりと区切ることも計画することもできます。
まずは、時間をきっちり決めて、タイムスケジュールを成立させることを目標にしてはいかがでしょうか?
スキルや技法

今回の作品で使うスキルや技法を最初に決めておきませんか?
やり初めて
あれもしたいっ!?
これもしたいっ!?
こうするとどうなるんだっ!?
という衝動に駆られるかもしれません。
そんな時、迷い癖がある人はあれもこれもと手を出さないことをおすすめします。
おそらくですが、中途半端に手を出してしまうと、つじつま合わせのジレンマが起こって、収集つかなくなってしまうのがいつものパターンではありませんか?
その作品でのチャレンジ精神はぐっとこらえて、次回の作品に盛り込むようにしてみると、効率的にスキルアップできるかもしれませんよ。
万一、次回に思い出せなかったとしたら、それは大したチャレンジじゃなかったって事です。
すっぱりとあきらめ切れるというものです。
新しい試み
最初から「やろうっ!」と決めていれば、新しいスキルや技法を試みるのは悪くありません。
むしろ、こういったチャレンジは積極的にやっていかないと、進歩や発展は生まれません。
ただし、これは思い付きではなく
予め決めた時間内に
予め決めたスキルや技法を
試みることが前提です。
思い付きではやってはいけません。
この3つの制限をきっちりと決めておくだけで、迷う事はぐっと少なくなるはずです。
だらだらやってる人ほど、この方法は効果てきめんです。
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制作中に迷った時にやっとく4つのチェック
どれだけ準備してても
どれだけ心づもりしてても
迷ってしまうのが優柔不断というものなんです。
そんな優柔不断さんが迷い始めの時に、必ずしてほしい4つのチェックがあります。
中でも、 最も優先すべきは予め決めた納期までに成立させることです。
- 納期までに必要な作業の残り時間を算出する
- リスケした時間内にやれる、一番効果の高い作業を絞り込む
- まとめることを最優先にする
- 後付けの目標を捨てる
納期までに必要な作業の残り時間を算出する

悩んだ時には
やれることとやれないことを時間で決めていくのが良いです。
しかも、ざっくりした時間算出よりも、タスク単位で作業時間のリスケジュールまでができると、その後の行動にも具体性がでてきてとても良いです。
悩んだり考えたりする事が、人を育てるよい刺激になるのは間違いありませんが、閾値を超えるとネガティブなストレスにしかなりません。
そんな時には、最初に決めた時間の制約を締めなおしてみませんか?
理由は2つあります。
【理由その1】
- 今のスキル・実力では、望む水準に達していません。
今の実力では、時間がかかりすぎます。
最初の目標と今の目標とでは、大きく乖離し始めている可能性が高くありませんか?
時間で作業時間に上限を設けることで、実力に見合った正しい目標水準に引き戻すことができます。
【理由その2】
- 時間の縛りを、今回目標どおりにいかない言い訳にできる
人間は意外と面倒くさいです。
状況をあきらめるにも、「落としどころ」を準備してあげないと次のステップに行けなかったりします。
意外とプライドの高い自分にとって、分かりやすく平等な時間そいう指標で区切るというのは、とても扱いやすくて割り切りやすい言い訳になります。
まずは、その作品にかけられる残り時間を見積もってみましょう。
リスケした時間内にやれる、一番効果の高い作業を絞り込む
残りの時間を再配分できたら
目の前の作品作りで、時間内にやれる、最大な事は何か?を
常に考えるようにしましょう。
いま手持ちのスキルで、一番効果的に盛り込めるものを一つだけ選んでみましょう。
いくつも盛り込むとパンクするので、一つに絞っておきましょう。
まとめることを最優先にする
迷い始めた時点で、スケジュールはおしてしていますよね?
残時間でのリスケも始まりましたか?
特に時間をおしている時こそ、まとめることを意識しましょう。
個人の納得はさておき、成果目標である、「成立」を目指します。
ミクロを見て作業してると、見えくなるケースだってたくさんあります。
自由に散らかしたパーツを、ググっと寄せて集めて形にすると、意外な面白さに気づくことも多々あります。
今は趣味で描いている日曜画家さんも、いつかは締め切りに追われれてホテルで缶詰め・・・なんてこともあるかもしれませんしね。
特に時間に余裕がないときほど、全部をやろうとせずに「まとめ」る方へ舵をきるのはいかがでしょうか。
後付けした目標を捨てる

当初目指していなかったものが、いつの間にか目標に盛り込まれていませんか?
もし盛り込まれていたら、それは真っ先に削る対象です。
とっても魅力的な内容なら、むしろ次の作品へ最初から盛り込みませんか?
むりに歪な形態を成立させようとしなくてよいです。
そのようなときには、決まって美しい形にはならないことが・・・多いものです。
場合によっては「やらない!」という選択を選ぶことも必要になります。
僕にありがちな、迷った時の対処法でした。
ぶっちゃけ、絵の制作時間は、時間に比例しなかったりします。
それでも
時間管理って大事ですし、自己コントロールするための手段としてはとっても有効です。
使わない手はないのではありませんか?
今日も元気にお絵描きタイム♪楽しんでくださいませ(*’ω’*)!

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