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ペインター

ペイントソフトでハンコ(落款印)を作ってみたら、使い勝手と汎用性が高いかっこいいツールになった♪

ペインターでつくる落款印

みんなも大好きなクールかっこいい落款印

リアルに欲しければはんこ屋さんで買えばいいけど、デジタルペイントしてる人って、手彫り感のある印鑑データはどこで手に入れてるんだろう??みんな知ってる~?

 

こんなご時代だからさ。

デジタル印鑑って販売されててもいいんじゃないかな~とは思っていたんだけど、そんなサービスはほとんどないんだよね。

アイルー
アイルー
ないことはないけど、かなりお高いっ!(リアルな印鑑と同等かそれ以上)

 

調べてみた感じ、サービスがなりたちにくい理由が2つある。

  1. 社内で使う類のシンプルな電子印鑑は、フリーソフトで簡単に作れる。
  2. 一般的に使われる電子印鑑に、凝ったリアリティや味はいらない。よってフリーソフトで十分。

 

うーん。

でも、僕らが欲しいのって、一般企業で使うような、味気もオリジナリティもないスタンプじゃないよね。

リアル印鑑に近い感じの、味のある印鑑データのはずだ。

あわよくば、荒さや欠け、オリジナルの癖なんかも混ぜられれば最高じゃない?

 

そんなことを考えながら少し調べてみたけど、何かしらペイントソフトを持っている人なら、「調べるよりも作ったほうがはるかに早そうだしお金もかからないだろう」という結論にいたるのでした・・・。

たぶんそんなに手間暇かかんないから、あきらめてさっさと作るか~♪

 

幸いにも、うちのみるくねぇさんも、Painterで落款印を作ってたので、作り方を教えてもらったんだにゃ~。

アイルー
アイルー
ひと手間はあるけど、難しくはないのでぜひ最後まで見てってくんなましっ
画や書に押してあるかっこいいハンコ_落款印
画や書に押してあるかっこいい判子は一体何!?ポイント押さえて気軽に使えば、おしゃれクールなブランディングツールに早変わる♪書とかに押してある判子は「らっかんいん」といいます。 絵や書を書かない人でも、おしゃれで遊び心のあるロゴや印鑑として、普段のはがきやお手紙や年賀状、名刺や付箋やメール署名にだって使えちゃいます。 日常遣いのワンランク上の見せ方ができちゃうオリエンタルな素敵アイテム、ぜひ普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか(*'ω'*)...

Painterで落款印パーツづくり

僕が紹介するのはPainterというソフトを作ったスタンプの作り方だよ。

ペイントソフトなら大抵は同等のことはできるはず。むしろ、この手の作業はPainter意外の方が簡単かもしれないなぁって思う。

 

そんなPainterでも、1文字3分もあれば加工できる簡単作業なのでご安心あれっ。

 

もしPainter以外を使っている人も、そんなもんだよな~と思って見てもらえたらうれしいにゃぁ。

であであ、早速説明しま~すっ。

1.書体を検索してコピー

落款印は篆書体でつくるのが基本だよ。

僕の豊かな想像力で作ってしまうのもやぶさかではないけど、まずは古流のシキタリに倣って、かっちりしたものを作りたいっ!

 

・・・とはいったものの、そんな昔の書体のデータベースなんてあるのかなぁ。。

 

あれ・・??

 

アイルー
アイルー
みっけた・・・。

 

そんな真面目な僕が最初にぶち当たった字体探しは、はんこ屋さんのサイトで速攻解決~♪

 

どちらのなにかといいいますと・・・・。

 

アイルー
アイルー
それがこちら、「印鑑の匠ドットコム」さんお印影確認サービスだよ

▼印鑑の匠ドットコムさんの印影確認サービスが超便利だったよ~。

元々はwebから申込する人の、印鑑作成をシュミレーションするためのページだよ。
常識的に商用目的の二次利用なんかは絶対NGなのでお気をつけあれ。
篆書体の印影確認は以下のボタンからどうぞ~

 

印影確認はとっても簡単♪

入力項目も、シュミレーションしたい文字の入力と、3つのチェックで一瞬で表示されるんだ。

ものの1分でシュミレーションは完成するよ~。

<彫刻パターン>
縦彫りか横彫りかを選べるよ。

 

<彫刻パターン>
ここでは書体を選ぶんだ。今回は落款印を作りたいので、篆書体一択だね。

 

<彫刻行数>
画像取り忘れた・・・けど、読んで字のとおり。1行~6行まで選べる。

まぁ、3行もあれば十分。

<彫刻名>
最後に文字を入力するだけっ!!

 

あっという間に彫刻イメージが出来上がりっ♪

何度でも修正できるし、なんとっ(当然!?)、このシュミレーションにはお金はかからない

 

イイのができたら、この字体をキャプチャして保存しとこう。

 

※くどいけど、単純な二次利用は厳禁にゃ!

2.文字だけを切り抜く

先ほどコピーした画像はそのまま流用することはできないよ。

著作権の問題も当然あるけど、スタンプとして使うなら、朱肉がついていないところは透過しないと、印鑑っぽく見えないからね。

朱肉部分のみのパーツにしなきゃ、使い物になりません~。

 

▼左がキャプチャ画像を張り付けただけ。右がパーツ化した印鑑データ。欲しいのは、重ねた時に、朱肉がついたところ以外が透ける「右側のテイスト」だよね。

で、早速ペインターでの作業にうつります。

 

さっき保存した画像を拡大してみると、露骨なドットもはっきり見て取れて手彫り感はないし、直線は綺麗すぎるし、いかにもコピーしてきたフォントになってる。

 

なんか美しないし、どのみちこのままじゃ使いたくないね~。

 

 

 

 

 

 

 

文字を丁寧にトレースしてもいいけど、面倒なので、まずは一気に赤い色だけをコピーします。

 

こんな時は、Painterの「マジックワンド」というツールを使うととても楽だよ。

もし画面に表示されていなければ、「ウインドウ>ツールボックス」とクリックして、ツールボックスを表示させると、その中にあるはずだよ。

(←こんなのね)
マジックワンドは、同じ色を一気に選択してくれる、魔法の杖なんだよ。

この例でいうと、赤いところをクリックすると、一気に同色を選択範囲にしくれるんだ。

うまく選択できたら、こんな風に赤い色の周りを囲うように選択範囲が指定されている(点線で囲まれている)はずだよ。

綺麗に選択できてるのが、わかるかにゃ?

※「うまくいかなかったーっ」てなれば、「ctrl+d」を押すと選択解除できるので、リトライしよっ。

 

もしうまくいかない時には、マジックワンドのツールコマンドにある、「地続きマーク」がON(イエロー)になっていないか確認しよう。

イエローになっている(ON)場合、選択した色と地続きの場合にしか選択しないので、同色が隣接していない場合には、うまく選択することができないんだ。

選択範囲をきれいに選択できたら、新しくレイヤーを作って選択範囲を保持したまま、希望のカラーで塗りつぶししよう。

元の画像と判別つくように、ブルーで塗りつぶした図。

なんかかすれているけど、これくらいのアタリがついていれば十分だよ♪

この時、選択範囲の内側を指定しないと、画面全体が塗りつぶされるので、もし、選択範囲が小さい時には作業領域を拡大しながら、狙ったポイントをクリックするようにしよう。

 

もしミスったら「ctr+z」を押すと、一つ前の工程に戻るのでリカバリも楽勝だよ。

 

3.字体と印鑑の輪郭を加工する

これだけでもスタンプとしては完成だけど、元の画像よりも随分やせているし、デジタルフォントっぽい。

線に肉付けしながら、手彫り感を加えていこうっ!

 

使うブラシはリキッドインクから「インクのしずく」をチョイスしてみた。

標準装備のブラシだけど、こういったスタンプものとは相性のいい、なかなかに使い勝手のいいブラシだよ~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

元画像はトレースしやすいように、下層レイヤーに表示させておこう

トレースすべき線が見えるので、トレースがとても楽になるよ。

 

あと、先ほどコピーしたブルー印影も、下層レイヤーで表示さたたままで、「インクのしずく」ブラシでサクサクと肉付けをしていこうっ!

「インクのしずく」ブラシは、ぽたぽたとしずくがたれながらペンを追うように線を引くブラシで、イイ感じのデコボコ感を作ってくれるんだ。

「画」の左半分を肉付けしてみたところだけど、どうだろうかにゃ?

コツは直線部分に丸みを持たせるところと、交差しているところをつぶしてしまうところ。

 

こういった印鑑を押したとき、普通はインクの塗料が圧で伸びたりにじんだりするもんだにゃ。

そんな事を想定すると、丸みやデコボコ感、直角はつくらないように線をつぶしていくと、リアリティのあるインクのにじみ感がでてくるよ~。

 

このブラシは、「リキッドインクレイヤー」という特別なレイヤーを自動生成するので、うまくできたように見えてても、実際には最初にコピーしたブルーのスタンプのレイヤーと重なっているだけなんだよ。

このブラシで描きあげた情報は、全く別のレイヤーに残っているんだってことを理解しておこう。

リキッドインクレイヤーだけの表示にしてみると、スカスカになっているよ。

こんな感じでね(笑)

 

 

 

 

 

でも大した問題じゃない。

さっきコピーしたレイヤーとこのリキッドインクレイヤーを後で合成すれば問題ナッシング

 

▼レイヤーの合成方法

レイヤーの合成は簡単。

合成したいレイヤーを全て選択(shift押しながらクリック)して、レイヤーコマンドから「レイヤーの結合」をクリック。

 

そうすると、ダイヤログが表示されるけど、OKをクリックすれば結合完了♪

 

 

で、出来上がったのはこんな感じ

アイルー
アイルー
手彫りっぽいパーツになったにゃ~

テキストと画像で説明しようとするとえらい長いけど、この作業って、1文字3分くらいで終わるよ。

 

4.rifファイルで保存

色は、作品によって変えるから、どんな色でもいいよ。

ただ、このパーツは今後もpaintarで使っていきたいので、保存形式はrifにしよう。

5.朱文印の場合

さっきまでは白文印の印鑑を作ってきたけど、朱文印の場合は、一度作った白文印をベースに、文字部分をくり抜くようにパーツを作ればいい。

アイルー
アイルー
繰り返し部分は大胆に端折るにゃっっ!

▼①まずは白文印を作る

さっきと同じ要領だね~。

 

 

 

 

▼②次に地面を塗りつぶしたレイヤーを作る

 ①で作った色文印の外側をマジックワンドでクリック(地続きして、印の外形を選択。

次に新しいレイヤーを作って、選択範囲を反転(ctrl+i)。

反転した選択範囲の中を塗りつぶすと、印鑑の外形の塗りつぶし完了。

③で微妙に残っちゃう縁をきれいに塗りつぶしたい人は、ここで作った選択範囲に名前を付けて保存しておくとちょっぴり楽だよ(選択>選択範囲の保存>新規作成>名前は自由にどうぞ)。

保存した選択範囲はチャンネルに保存されるので、③で呼び出しが簡単にできるので~。

 

▼③文字部分をくり抜く
白文印をマジックワンドで選択したまま、②で塗りつぶしたレイヤーに移動して削除(backspace)すれば出来上がりっ

外形に線が残るのが気になるときには、②でやったのと同じ手順で、印鑑の外形で選択範囲を指定(選択範囲の反転)した状態で、外側をなぞっていくと、選択範囲からはみ出すことなくきれいに印鑑の内側だけを塗りつぶしていくことができるよ。 

このあたりはお好みで~。

 

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Corel Painter2019 見た目だけかと思ったけど、理にかなった外観と内部スペック改善は質実剛健なVer.upだったユーザー歴だけは長いぼくからみたら、Painter2019は今まで一番のできです。 さくさく作業を進められる処理速度、やりたいことを可能にするブラシの充実度、作業しやすいインターフェース、どこをとっても過去最高っ。...

 

ブラシとtips

落款印を作るときに手彫り感があったほうがいいかなぁと思ったので、あえてでこぼこ感の筆跡になるブラシを使ったよ。

使ったのは標準装備ブラシのリキッドインクの中から、【インクのしずく】だぞっ。

コツというほどのものはないけど、ランダム感が欲しいので、できるだけ消しゴムで消すことはせずに、サクサク線をなぞっていくようにするとよいかも。

何度も同じところをなぞると、ただの塗りつぶしになるので、できるだけ一筆描きを意識するといいかも~。

 

あと、ペンの細さには限界があるので、もっと細くしたい時には、トレースするサンプルの方をリファレンスレイヤーで拡大してあげると、綺麗にトレースできると思うよ~♪

 

アイルー
アイルー
これ結構たのしいなっ♪

 

活用イメージ

こないだ描いた絵に差し込んだのがこれ~。

右上の引首印もどきはやや強引に・・・、サンプルとして(笑)

あと、ピンクの背景に朱印はちょっと目立たなかったね。

もっとはっきり目立たせたい場合は、印のカラーをホワイトにしてもよいかもね~。

 

いずれにしても、デジタルアートへの差込用として一個作っとくと何かと便利だなぁって思ったよ♪

 

 

パーツ保存で楽々署名

僕は、デジタル作品のサインって、もともとレイヤ分けしているので、差し替えも簡単にできちゃうんだよね~。

 

レイヤーで保存しているメリットって大きいじゃない。

変えも一瞬だし、大きさも一瞬で変えられるっ

印鑑パーツだってサインとして使えるんだから、レイヤーで保存しておけば、スタンプ押す感覚で一瞬で作品に署名できて楽チンだよ。

リアルと違って、レイヤー保存された署名なら、レイアウトや大きさ変更も自由だし、何度だって位置を変えたり色を変えたり、いろんなサインを合わせてみたりできるのは、デジタル署名だからこそだもん。

 

落款印を恒常的に使うかはともかく、デジタルペイントのサインは、今回作った落款印と一緒にパーツ化しておくのはとても楽チンでおすすめだよ♪

特に凝ったものならなおさらねっ♪

 

ブランディング

既にオリジナルロゴを作っている人も多いとは思うけど、落款印はロゴにもなるので、ブランディングのツールとしても効果高いと思うんだ。

しかも姓名印って・・・、原則は本名だよ。

あらゆる所に貼りまくれば、文字通り名前を売るってことじゃないっ!?

▼先ほどの姓名印のサンプル

これは、うちの猫たちの名前をあてた漢字からとりました。

・視→みるく
・猫→にゃんた
・愛→あいるー
・輝→中の人の名前(笑)

 

落款印は、篆書体という昔の書体を使うのが普通だけど、古代文字は並べただけでもかっこいいし、篆書体の白文印だと、これだけでもロゴにもなるよねっ♪

 

ウォーターマークスタンプ

他にも、webで作品を展開している人にとっては、ウォーターマークとしても使えるかなぁって思った。

※ウォーターマークって、画像の無断流用を防ぐための透かし文字のことね。

左の作品では、遊印のサンプルとしてあえてモチーフの真ん中に置いてみたけど、こういう置き方なら、ウォーターマークとしての役割も果たしつつ、むしろおしゃれなスタンプにすらみえてこない~?

 

 

 

画や書に押してあるかっこいいハンコ_落款印
画や書に押してあるかっこいい判子は一体何!?ポイント押さえて気軽に使えば、おしゃれクールなブランディングツールに早変わる♪書とかに押してある判子は「らっかんいん」といいます。 絵や書を書かない人でも、おしゃれで遊び心のあるロゴや印鑑として、普段のはがきやお手紙や年賀状、名刺や付箋やメール署名にだって使えちゃいます。 日常遣いのワンランク上の見せ方ができちゃうオリエンタルな素敵アイテム、ぜひ普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか(*'ω'*)...

 

みるく
みるく
漠然とかっこいいなぁ~って思っていた日本画の印鑑が、ぐっと身近になったんじゃない?

今回、Painterで印鑑をスタンプ化してみたけど、スタンプ素材って持ってると結構使いまわしできて便利なんだよね。

落款印に限らず、いろんなパーツをつくって楽しいでみてほしいよ~♪

アイルー
アイルー
僕もねぇさんに教わりながらやりはじめたにゃ~♪

 

 

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