油絵

【必要十分】これから油絵を始める人に必要な道具10選

 

突然ですが。

油絵にはどんな道具が必要で、いくらくらいのお金かかるのか・・・、想像つきますか?

 

 

 

 

僕が油絵を始めるときに真っ先に考えたのは、お金でした。

 

みなさんは何が気になってますか?当時の僕は、お金以外にもこんなことを考えていました。

  • たくさん道具いるのかなぁ
  • 敷居高そうだなぁ
  • 調合とか難しそうだなぁ
  • 道具のメンテナンスとか面倒くさそうだなぁ
  • 結構お金かかるのかなぁ
  • 絵心ないけど、できるかなぁ

・・・etc

 

それまで、デッサンだってやったことがない未経験者でしたから、わくわくしながら道具をそろえ、ドキドキしながらお絵描きをスタートさせたものです。

 

そんな僕も、今や10年近く描き続けていられます。

 

そして、長いこと描いてきて思うのは、油絵という素材は、とっても初心者向きということですね。

 

これから始めてみたいなぁって思うひとには、ぜひ気軽にやってみてほしいと思います(*’ω’*)。

アイルー
アイルー
油絵はたのしいにゃ♪

 

実は初心者さん向き!?な油絵

油絵って、実は初心者さんにこそ向いてます。

 

こんきち
こんきち
なんですとー!?
アイルー
アイルー
なんですぞーー

 

重厚でアカデミックな印象が強い油絵ですが、油絵らしいと感じる表現の多くは、絵具を少しずつ重ねることで生まれるものが多いです。

 

つまりは、失敗しにくいし、やり直しだってカンタンということです。

 

むしろ、書や水彩画だと、やり直しや重ね塗りはできません。

水彩画材はお手軽に始められるし、絵を描くことを全方位で理解できる素晴らしい画材です。

上手なひとは、一挙手一投足が計算されつくした詰将棋のように、高度に色を重ねていきます。

 

なので、水彩画や水墨画は、上級者になるほど高度な技術が要求される画材だったりします。

 

 

半面、油絵は乾くスピードが遅いので、修正が容易です。

また、完全い乾いてしまえば絵具の上に、更に絵具を重ねることができます

その特性のおかげで、絵具を重ねながら修正していくことも簡単にできます。

 

そして、重ねる度に画面は厚くなり、奥行きもでてくるという面白い効果もあります。

 

 

重ね方も様々です。

彫刻のように立体的に盛り上げることもできます。

薄い色を何層にも重ねてとろけるような濃密な絵肌を作ることだってできちゃいます。

 

一度に完成しなくてもいいというのは、画材に慣れていない初心者には、とってもうれしい特性ですよね。

 

また、油絵は歴史がある画材なので、表現方法と同じくらい、リカバリの方法も豊富です。

 

一度乾いた油絵の具の剥離すらも、簡単にできてしまいます。

リカバリ作業は、回を重ねるたびに、製品が劣化するのが常ですね。

ですが、油絵に関しては、重ねた経緯すらがダメージジーンズのように味になることも多いです。

 

そして、油絵は荒い使い方をしても壊れたり劣化したりしにくい、とても強度のある素材です。

 

油絵具は、衝撃・薬品・天候など、あらゆるダメージに対しても耐性がある素材で、難しく考えずに色んな表現をやってみても、結構持ち堪えてくれます。

 

僕の時と同じように、全く初めてのひとでも受け入れてくれる懐の深さが、油絵にはありますので、精一杯楽しんでください。

そんな懐のふかい油絵を始めるにあたり、手にした瞬間から始められるアイテムを10個、厳選してみました。

 

最初に油絵を買ったときは「高価な買い物した」と思ったものですが、改めてリサーチしてみると、品質の良い絵具ツールが、ずいぶんと安価に買えるようになっていてびっくりしました。

 

ざっくりと試算してみると、なんと初期費用1万円以下で油絵はスタートできるようです。

 

こんきち
こんきち
えぇ~っ!!あぶらえっていちまんえんではじめられるの~?
アイルー
アイルー
やれるよ♪

 

◇初心者向けのマストな道具たち10選

以下、初めて油絵に触れる人を想定しています。

最初に描くだろうキャンバスは、大きくも小さくもないF6号サイズ(410cm×318cm)で構成しています。

 

もう少し小さいのがいいということなら、F0号(180cm×140cm)のキャンバスを想定するとよいです。

F0号というと、ちょっと大きめの写真くらいと思ってもらえればわかりやすいと思います。

 

では早速。

油絵の具(参考価格:2000円~/初期の12色セット)

初めてだと、いろんなメーカーが出している10色セット、12色セットが断然おすすめです。

セットがおすすめなのは、バランスよくいろんなカラーが混在してるからですね。

いろんな色が混じっているメリットは次のとおりです。

 

基本色を中心にセッティングしてあるので、単純な混色でも色が増やせる

実は、混色向きの絵具とそうでない絵具があります。

 

セットに入っている基本色は、とてもきれいに混色ができるカラーがセットされています。

 

また、ベースの3原色があれば、かなりの色数が増やせます。

混色に向いているベースカラーが組み込まれていると、12色セットと書いてあっても、実際にはもっと多くの色を作ることができるんです。

 

また、3原色をベースに適度に混色する練習を重ねると、絵の具の特徴や組み合わせを理解するのにも役立ちます。

慣れてくるまでは、基本の12色セットと同じ絵具を買い足して、混色で不足する色を補填するのがおすすめです。

 

大まかな色相を理解できる

寒色・暖色・補色・トーンなど、色の位置関係や種類を理解するのに役立ちます。

最初は真新しい絵具を追加するより、できるだけ自分で混色してカラーを作るようにしていきましょう。

 

好みによる色の偏りがない

好みは、嫌でもはっきりしてきます。

はじめのうちはむしろ好みとは違うカラーにも、意欲的に挑戦してみてほしいです。

12色セットの制限によって、いろんな色を使わざるを得ませんから、色の可能性を理解するのにとても役立ちます。

 

僕は、今でもあえて新しい色を買ってみて、毎度「こんなに発色するんだな」とか、「単色だとぱっとしないけど、混ぜるとこんなに優しい青になるんだな」と、いまだに感動する日々を送っています。

 

初心者の人なら、基本の12色+アルファは色数少ないように思うかもしれませんが、混色に適さないカラーもありますので、2~3枚程度を描き上げるまでは、セットのカラーを足すことをおすすめします。

 

そして、絵具は消耗品です。

そのうち、嫌でも新しい色が少しづつ増えていきますので、最初は基本の12色くらいで混色や特性を楽しんでいきましょう。

 

ホルベイン6号12色セット H905

6号くらいの容量があれば、作風にもよりますが、うまくいけば2~3枚程度は描けますよ。

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楽天

 

 

パレット(参考価格:600円~/ペーパーパレットM)

素材も形も大きさもたくさんの種類があります。

中でも、僕がおすすめするのは紙製のパレット・Mサイズです

 

ちなみに、僕の愛用はLサイズ(32cm×39cmの20枚入り)です。

 

ペーパーパレットの一番のメリットは、手入れが楽(というかいらない)なのと、とっても安価なことです。

 

いかにも油絵描いてます。的な木製のパレットはあこがれますが、最初は自分の好みとかもわからりません。

続くかどうかもわかりませんよね?

 

自分好みの適切な大きさ・形・フィーリングが固まるまでは、安価で便利なペーパーパレットを使いながら、探してみても遅くはないと思いますよ。

 

ペーパーパレットはこんな感じです

卓上のメモ帳みたいに、紙が何層にもなっているパレットです。

使いおわったら一番上をぺりりっと端っこから破って捨てるだけです。

とても便利です。

 

紙ですが、表面はコーティングされているので、油絵具が表面を溶かすことはまずありません

 

【ペーパーパレットのデメリット】

土台も紙なので、土台自体が湿気で多少反ってきます。

紙部分も少しずつ反ってきます。

※上の画像は僕のパレットです。全体的に反っているのと、端っこをみるとペーパーの一枚一枚が上向きに反っているのがわかるでしょうか?

 

また、ペーパーパレットには指をいれる穴がありますが、長時間指をいれて作業をすると、かなり痛くなります。

 

少なくとも、僕には(Lサイズのパレットを長時間指を差し込んで持つのは)無理ですね。

 

アイルー
アイルー
パレットのサイズはこんな感じで選ぶといいにゃ

【使い分けるパレットサイズの目安】

  • Sサイズ
    色数少ない/単色塗りつぶしが多い/体が小さい
  • Mサイズ
    SとMの利便性含めてちょうど間をとった感じ
  • Lサイズ
    色数多い/混色したい/体が大きい。もしくは室内で作業台がある

 

実際、パレットのサイズは、作品によって使い分けるのがおすすめだったりします。

 

 

ホルベイン ペーパーパレットM

30枚入りで、ぺりぺりめくってどんどん使えます。

初めてならMサイズでも充分です。

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ホルベイン パレット 丸パレット 大 

いつかはこんなウッドのパレット持ちたいですね。

最初からいるかというとおすすめしませんが。

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筆(参考価格:2500円~/0-8号の合計8本程度/初期のみ)

 

大きさと本数

僕は、キャンバスサイズによって使い分けてます。

最終的には好みによりますが、たいていはこれくらいのサイズを目安にするとよいと思います。

最初のうちは参考にしてみてください。

【使い分けるキャンバスサイズと筆の相関】

  • キャンバスサイズ6号以下
    ⇒筆:0-6号
  • キャンバスサイズ6-10号
    ⇒筆:0-8号
  • キャンバスサイズ10-30号
    ⇒筆:0-10号
  • キャンバスサイズ30号
    ⇒筆:0-∞号

 

上記でもお気づきかもしれませんが

キャンバスサイズが大きくなると、大きい号数の筆があったほうがよいです。

ですが、号数の小さい筆・・・0号あたりは、いらなくなることはまずないと思います。

 

大は小を兼ねる・・・という諺も、こと筆にとっては当てはまりません。

大は小を兼ねませんので、ご注意ください。

 

描きたいキャンバスサイズが大きくなってきたら、キャンバスサイズに合わせて少しずつ大きめの号数の筆を持つようにするとよいですよ。

 

 

筆にはいろんな形があります。

迷ったら線描きから塗り込みまで、油絵らしい表現からなべた塗りにと、マルチに使える[フラットな平筆]をおすすめします。

 

平たい面は、ベタ塗りするのに適していますし、エッジ部分では線が描けます。

 

細い線や細かい描きこみがしたい方は、想定している線の太さ・描き込み面積に近いサイズのラウンドタイプの丸筆が数本あるとよいです。

油絵らしいタッチや厚塗りをしたいひとはフィルバートという筆も程よく絵の具を含んでくれますので、使いやすいですよ。

 

柔らかさと素材

好みと作風によります。

僕はこんな感じで使い分けてました。

オーソドックスな使い分けですから、参考にしてください。

 

【作風・タッチと筆の相関】

  • タッチをはっきりと残したい、厚塗りしたい・風景とか動きのあるものをダイナミックに描きたい
    ⇒硬め(豚毛)の筆を選ぶ
  • 筆跡を目立たせたくない・人物とかなめらかなものを描きたい
    ⇒柔らかめ(コリンスキー・イタチ毛・馬毛・ナイロン)の筆を選ぶ

 

最終的に、僕がよく使うのはナイロン素材に落ち着いてます

コスパもよいので痛んだら躊躇なく交換できるのもおすすめポイントです。

 

必要本数

グラデーションを作ったり、近似色を重ねるときには、同じサイズの筆が2本ずつあると便利です。

※丸筆は1本ずつでOKです。作風によりますが、普通はそんなに線ばっかりは描きません

 

ここでは6号の絵を描く想定ですから、0号・2号・4号・6号を選んでみました。

 

かなりタイトな本数だと思いますが、必要最低限だとするとこの7本は妥当かなと思っています。

【6号キャンパスに油絵を描く時に持っておきたい筆たち】

  • 0号筆×1本
  • 2号平筆×2本
  • 4号平筆×2本
  • 6号平筆×2 本

 

 

とき油(参考価格:500円~/ぺインチングオイル&テレピン)

とき油は、アーティストの好みや作業工程によって、少しずつ調合をしていくようになります。

 

とはいえ、以下2種があれば失敗はしません。

 

  • ぺインチングオイル調合済みのとき油)
  • テレピン(ターペンタイン)・ぺトロール

 

とき油は、長時間外気にさらすと、揮発性の成分が消耗するので粘度が高まります。

粘度が高まると、筆運びが悪くなります。

筆運びをよくするために、使いづらくなった頃合いに、テレピンなどの揮発性油でとき油を薄めながら作業をすすめるのが一般的な使い方になります。

 

また、乾燥を早めたい人は「シッカチフ」という溶剤を、とき油に混ぜるとよいです。

この添加物のおかげで、相当早く乾くようになります。

 

▼最近の僕の「とき油」の失敗談

つい先日描いた絵は、乾性油の配合を多くしすぎて、激しい絵具はじきが起こりました。

ぬってもぬっても絵具がにじむだけ”(-“”-)”

調合済みのとき油(ペンチングオイル)をベースに使うと、絵の具はじきにもなりにくく、描き出しから仕上げまで万能で使えます。

結局はペンチングオイルがイチバンおすすめです。

 

アイルー
アイルー
乾性油は画面に厚みや光沢を出してくれるけど、盛ればいいってもんじゃないにゃー

 

ホルベイン ペンチングオイル

調合済みのとき油がやっぱり無難です。

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ホルベイン ターペンタイン

テレピンともいいます。つやんつやんで重厚な画面を目指さなければ、ターペンタインだけでも仕上げまでやれます。

とき油が固くなった時に、ちょくちょく混ぜてください。

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油壷(参考価格:500円~)

絵画用の蓋つきのやつはいりません

はっきり言って使いづらいです。

 

100均で売っている口がひろくて、拭き取りやすい、上図のような小瓶がちょうどいいです

ちなみに、上記画像は僕ががつかっている油壷で「100均」です。

ipodは大きさ比較です。

とき油をちびちび出して、その日の作業が終わったり、汚れたら出したとき油はすべて拭き取って捨てています。

 

基本この小瓶にとき油を出すときは、使い捨てor使い切りにしています。

 

 

【簡易性の油壷について】

とにかくメンテナンスしにくいです。

とき油も基本は使いきりなので蓋の必要性もありません。せいぜい使うとしたら、野外での制作の時くらいです。

とはいえ、使い捨てのアルミ皿などを油つぼにするのはおすすめしませんね。

あまりにも軽いものだと、滑ったり落ちたり飛んだりします。

 

ウエス(ぼろ布)(参考価格:0円~)

捨てる前の靴下でもなんでもよいので、布をできれば2枚、準備しておきましょう。

僕的は2枚は必須だと思っていますが、上級者や画風によっては全くいりません。

 

【僕のウエスの使い方】

  • 1枚目:筆についた余分な絵具拭き取り用

    片付けるときに限らず、描いてる途中に筆先を整えたり、少量の混色をする時に、過剰についた絵具を拭き取ります。
    割とすぐに汚れますので、あまり重宝させずに、片面が汚れたら取り替えるくらいがおすすめです。
  • 2枚目:作品についた絵具を直接拭き取る用、または汚れた指先を拭く用筆を拭き取るウェスは割とすぐ汚れてきますので、作品を直接触るためのウェスとは分けないと、作品を汚します。
    ちょっとした修正や繊細な拭き取りは、指で直接触ったほうがよい場合も多いので、指汚れの拭き用としても重宝します。

 

あえてごわごわの布などを使って、ちょっとした「すれ感」や、筆ではできないようなおもしろいマチェールを作りたい時にもウェスを使うことがあります。

ティッシュをウェスにしようとする人が時々いますが、絶対だめですよ。

キャンバスは乾くまでペタペタするので、ティッシュの繊維がすぐに壊れて、だまだまになります。

最悪は絵具にだまだまが混ざります。

 

それを意図したマチェールを作りたいのでなければ、ティッシュは避けましょう

 

僕のうちには、アイルーを含めて猫が3匹います。

ついでに言うなら、動物の毛まみれになったような、本当の意味でのぼろ布も当然NGです。

 

毛まみれウエスで筆をふくと、毛先にごみがいっぱいついて、画面を汚します。

そんな日には発狂したくなります。

 

筆洗液(参考価格:200円~)

油絵具は、石鹸だけで洗うのはとっても大変なんです。

筆を洗うのには、まず油絵具をすっきり落とす筆洗液が必須です。

匂いや品質、トリートメント効果などいろんな効果をうたう製品はありますが、画材を買うお店の一番小さくて安いもので必要十分です。

 

僕が高価なものを使ったことがないのかもしれませんが、品質に差を感じたことはありません。

 

筆洗器(参考価格:1400円~)

筆洗液を入れるバケツです。

最初は絵画用の小型のものを選ぶとよいです。

液を足しながら、割とながいことノーメンテでも使えます。

 

ちょっとお値段はしますが、器の中にある網部分で、筆の根本にある汚れをたたいて落とせるようになっているのが、油絵用の筆洗器の特徴です。

ただのバケツだと、筆の根本の油絵具をたたき出す網が底についていません。

結果、汚れ落としが不十分になるので、筆洗器だけはちゃんと油絵用を買うのがおすすめです。

 

筆洗液での洗いが不十分だと、石鹸洗いをたくさんしなければいけなくなって、余計に大変になるります。

これは初心者セットに入っていないことが多いので、別途購入をお勧めします。

 

安いのは2000円以下でも買えますが、しっかりとした密閉型の方が、安心して使えます。

僕は、20年くらい前のものを未だに使ってます。

 

 

固形石鹸(参考価格:100円~)

最終的に筆を洗うために使います。

個人的には、100均の固形石鹸が一番使い勝手がよく、きれいに洗えます。

 

僕は、油絵で使った筆ってどうやって筆洗えばいいのか、最初わかりませんでした。

いや、本当の話で・・・。

根本に油分が残っていて気持ち悪いけど、どこまでごしごしするんだろう?って、本気で頭を悩ませました。

 

そんな奇特な人がいるのかもわかりませんが、こんな映像を撮影してみました。

お暇なら・・・、もしくは同じ疑問をお持ちなら見てみてください。

油絵初心者のためのっ!筆を洗う動画♪こんな動画!?とわらわないでくださいませ。 ニュアンス的なものって文章だけでは伝わんなかったりするじゃん♪ 使ったあとの油絵の筆を洗う!世にも珍しい動画をみれるのはここだけっ!!か・も・・・・しんないよ(*'ω'*)。...

 

キャンパス(参考価格:500円~/6号)

既成の貼りキャンバスがおすすめです。

必ず、下地まで塗ってあるものを選びましょう。

ほとんどのキャンバスは、油絵とアクリル兼用の下地が塗ってありますが、買う時には油絵用のものであるかを確認して買ってください。

 

下地なしのキャンバスや、下地補正をしたい時には、ジェッソという下地を塗ることで、問題なく油絵を重ねることができますので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。

 

種類

中目がおすすめです。

はじめから「細密描写したいっ」場合は、細目を選びましょう。

逆はなんとかなります。

【用途別のキャンバスの目】

  • 細目人物・細密描写したい人向き。強度は一番弱いので、小さい作品に適しています。
  • 中目どんなものを描くか特にきめてない人向き。細目-粗目の中間の特性です。
  • 粗目タッチを生かしたり厚塗りしたい人向き。強度は一番強いので大きいサイズの作品にも向いています。

 

 

大きさ

最初は6号くらいがおすすめです。

決まりがあるわけではありませんが、個人的には、これより小さいとざっくりしたものしか描けません。

室内描きならテーブルで描けるぎりぎりの大きさが6号サイズだと思っています。

大きすぎでも小さすぎでもないのが、と6号サイズです。

 

野外用イーゼル(参考価格:2000円~)

6号以下の小さな作品を作る人の場合は、かならずしもマストではありません。

なぜなら、テーブルの上に置いてかけるぎりぎりの大きさだからです。

 

野外での制作をしたい人や、6号以上の作品を描きたい人には必要になります

今の野外用イーゼルは、カメラの三脚みたいなアルミ製のものありますから、比較的安価に購入できます。

初めてのイーゼルならここから始めてもよいと思います。

 

▼僕も最初はこんなの買いました!

▼残念ながら使ったことはないですが、便利そうではあります

持ち運ぶ姿も様になりそうですが、たぶん重いと思います。

どちらかというと、小品制作のスタジオ設置イーゼルが適していると思います。

 

▼野外制作したいひとにはおしゃれなバックパックもおすすめです。

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初期費用 :参考価格合計

さらさらと書き進めてきましたが、初期費用を足すとこんな感じになります。

 

道具 参考価格
絵の具 2000円~
 パレット  500円~
 筆(7本)  2300円~
 とき油  500円~
 油壷  500円~
 筆洗液  200円~
 筆洗器  1400円~
 固形石鹸  100円~
 キャンバス(6号)  500円~
 野外用イーゼル  2000円~
 ざっくり合計  8000円(イーゼル込:10000円)

※ウエスは含まず。

 

最初から高品質なラインナップはいりません。

 

ランニングコスト

交換時期は各アイテムで大きく違うので、全部が一気になくなることはまれです。

 

日曜画家さんやスクールの生徒さんだったら、月に2000円-3000円くらい(キャンバスは別)も出していれば、結構描いているほうだと思います。

※金額は、一般的なネットショップの価格を参考にしています。

 

構成やお店の販売価格によって、かなり前後しますので、あくまでも参考までにお考え下さい。

 

道具を全く持っていない人の、初心者に最低限必要な道具のご紹介は以上です。

 

そして、しばらくするともうちょっとほしくなるのはこんな感じの道具たちだと思います。

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最後に

油絵の道具は、単品でこつこつ集めると、1万円以下で道具をそろえることができます。

ただ、ショップが売っている「初心者セット」はよく考えられていますが、欲しい筆が入っていなかったり、いらない油壷が入っていたりと、微妙な無駄はどうしてもあります。

 

絵の具もいくつかのブランドがありますが、品質も微妙に違います。

ですが、そんな些細な違は最初はどうでもいいですよ。

 

一通り続けられることが分かってきたら、「絵の具」と「とき油」、「メディウム」のメーカーは揃えてていけばよいです。

慣れてくると微妙な変化が分かるようになります。

絵具・とき油・メディウムは、同じブランドの方が違和感なくなじみやすいので、そのうち統合していくのがおすすめです。

 

ポピュラーなブランドはどこにいても手に入りますが、できるだけシェアが大きくてリーズナブルで、様々なアフターツールもリリースしているホル◎インあたりのメーカーで始めるのが、個人的にはおすすめです。

 

アイルー
アイルー

それでは、1万円から始める油絵生活。

 

ぜひお楽しみください(*’ω’*)!

 

▼これから油絵始めたいひと向けに、主に道具類の記事をまとめました。

お時間あればぜひお読みください。

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