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壁を飾る絵に悩まない。どんな高価な絵も所詮はインテリアの一部でしかないじゃない

 

ある日のこと。。ばったり会った友人に「おっ、画家ねこ って絵描きだったよねー。家新築したので絵を描いてよー」と突然の再開でいきなり受注!

あまりに突然なので「どうしたの?」って聞くと、最近家を建てたけども、どうしても絵をはめたいスペースがあって最近ずっと探してた。とのこと。

買いたい気持ちだけはあるけど、見過ぎてなに選べばいいかわからなくなってきたところ、運命のようにたまたま僕と鉢合わせ。
念願かなったww。

とはいえ、こんな偶然普通はない。

ということで、僕なりに思う絵の選び方について書いてみる。悩んだときに参考になるとうれしい。

 

◇絵を買うことは特別なことではない

日本で絵を飾っている家ってまだまだ少ないかなぁ・・・とつい思ってしまいますが、日本人って世界的にみても相当な展覧会をコンスタントに、手広くやっていて、展覧会の導入数もかなり好調なお国なんだそう。日本人は根本的にアート大好きな民族なんですね。

そして、最近流行りだしたアートフェアやコレクター向け雑誌の売り上げも、このご時世のなか好調で、彼に限らず、絵を買いたいと思っている人は意外と多いことがわかります。

いまや身近になってきたアートたち、ぜひ日常に取り入れていってもらえるとうれしい。

最初に何をいっている?な見出しですが、前提として、絵を選ぶ・買うということに、意気込みはいらない

モノによっては高価なものもあろうかと思いますが、価格で迷う人は、たぶんこの記事は必要ないですね。

だって、欲しい絵は決まっているから(笑)

 

◇なんで絵が必要?迷うときほど目的を見返してみる

パターンはいろいろあるようです。本日の出だしも「新築・結婚」でした。何かしら気持ちや環境の変化と合わせて購買意欲が上がるのは絵も一緒。

・投資目的
・部屋の模様替え・大物家具の入れ替え
・新築・転居・会社立ち上げ・結婚などの記念として
・友人・知人へのプレゼントとして
・特定の作家やジャンルにはまった

投資は別として、絵を買う先にあるのは、インテリアとして部屋に飾るか、自分の特別な一枚としての記念品とするか。

いずれにしても、結局は住空間の一部に組み込むことになると思います。

 

 

◇アートはファッション感覚でつきあうくらいがちょうどいい

日本ではまだまだアートを高尚なものとみるきらいはあると思いますが、しょせん所有者をとりまく壁や空間を構成するパーツに過ぎなくて・・・、つまりは所有者の個性を表現するアイテムの一つに過ぎない。洋服選ぶように作品選びをするのが正しいし楽しいし続けていけると思いますね。

(たった一つだけでも神々しい存在感のあるアートもたくさんありますが、それほどのものを所有できるのであれば、所有者自体も決して引けを取らないでしょう。堂々とかざって身に着けて、自分の一部にしてください)

また、個人的には近年のデジタルプリントのクオリティがとても高いので、初心者や迷っている人は、リーズナブルに購入できるデジタルプリントや版画による複製画も検討遡上においておくとよいです。気に入れば唯一無二の原画購入を目指すのもいいのでは?

ほかにも、ポストカードや縮小印刷したアイテムでも、十分に空間を彩ってくれるアイテムになりますし、おしゃれなインスタやディスプレイもたくさんありますよね。

作り手側からすると、やっぱり作品は「しまう」よりも飾ってほしいと思います。タンスの中で日の目をみずに100年生きるより、風化しながら50年、所有者になにかしらの刺激を与え続けて全うすることを望みますね。

※違法なデジタルプリントや版画は推奨しないです。単に著作権みたいな正義感ではななく、作成方法が原画を介さない場合がおおく「品質がそれなり」のことがほとんどです。正規品をご購入ください。

 

◇まよった・・・orz。理由別の対策

予算

 

検討を重ねてどうしても欲しい作品がある方は、予算が足りないだけで迷っていません。この記事は不要です。頑張ってお金貯めましょうww。

比較対象があって、どっちにしようかなと迷っている方は、飾る条件に適している作品を優先するほうがよいです。

間違いなく言えるのは自分基準で「高いっ」と思ったものはあきらめましょう。どんなに当時の評価が高くても実際の価値がちゃんとしていても、納得のいく買い物には決してなりません。

 

将来値上がりする方を買いたい

 

世界長者番付になるような方以外が手を出せる(金額ね)作品の中から、将来爆発的に売れる作品を見出すことは奇跡と思いましょう。先行き見えない投資です。

セオリーはあるようですが、プロでも「たくさんのことを総合的に判断」するしかないようで相当難しいです。Teruaには指南スキルはありません。

作品の価値を決めるのは市場ですが、単純な作品の良し悪しだったり、知名度だけでは作品の価格はきまりません。人気作家の作品だとしても、その後価値が上がるとも限りません。なお、デジタルプリントや複製画は、転売するときには購入価格を大きく下回り、二束三文と思っていた方がよいです。

安価なものならまだしも、ちょっと背伸びするような高価なものは、投資というよりも本当に自分が気に入ったものを購入して、その後もしっかりと楽しめるかどうか、を基準にした方が満足のいく買い物ができます。

 

「絵のこと自体がわからない」と口にだしてしまう系

別の記事でかきたいと思いますが、これって多分根深いです。本質的な問題解決をしようとすると時間がかかるのでひとまず棚上げしますww。

今は「欲しい」気持ちと理由があると思うのでそちらを優先し、目線を変えましょう。

絵やアートを買うという視点ではなく、「インテリアの一つと割り切ってアイテム探しをおこなう」といった視点で探した方が効率的です。

 

部屋に合うか

 

インテリアとしての需要ですね。

作品そのものを気に入ってコレクションにするというよりも、インテリアを構築するアイテムとして絞り込みできます。

単純な壁面積や既存の家具、壁色などで条件を絞り込むことで、失敗しにくい選択が期待できます。

 

◇【悩んだときは結局これ】部屋とのマッチングを最優先に考えてみる

壁面積を考慮する

空き面積を図っておきましょう。

オーソドックスに1枚のみかざるだけでなく、商品を並べたり、埋め尽くしたりとバリエーションはたくさんあります。

部屋そのもののデザインや家具の配置にもよりますので、ベストを文面化するのは難しいですが、以下がTeruaの好みで、個展とか自室に飾るときは以下の「目線」は意識しています。

・長辺が20cm以下の小品:作品の中央が立った時の目線程度
・長辺が20cm以上の作品:作品の上部が立った時の目線程度
・複数の作品を並べる場合:作品群の上辺が立った時の目線程度

立ったときに自然にまっすぐ目線で見える程度が絵が一番きれいにみえますし、部屋のバランスもよいことが多いです。

 

 

色味のバランスを考慮する

 

壁だけではなくて、部屋全体のカラーバランスをある程度把握した上で、以下にすると統一感やバランスのとれた空間になります。

基本的には床か壁のいずれかを基本にしていきます。

強調色がビビットな部屋はかなりおしゃれに見えるので、明るいはっきりした絵だと、インテリアの強調色にしやすく、人気もあるのもうなづけます。
※複雑な色彩をもっている絵の場合は「どこにでもあう」合わせやすいアイテムと言えます。

基本色:70%
補助色:25%
強調色:5%

 

天井・壁の構造で合わせる

合わせる・・・というより、購入および展示制限に近いですね。

ほとんどの場合、壁に穴をあける必要がありますが、設置したい壁の構造によっては穴が開けられなかったり、加重制約があったりします。

壁がダメな場合は吊り下げることもできますが、基礎の加重制約は天井も同じなので。設置可能な作品の重さを、額込で把握しておきましょう。

額装するときは幅と奥行きを計算しましょう。

 

 

ショップによっては額付きで購入できますが、額なしでも購入できます。

油絵あたりだと、額装すると5-10cmほどは大きくなることが多いですし、額によっては更にひろがります。

額装した絵を飾る場合は、額の大きさを差し引いた作品を選択してください。

 

◇お役立ちリンク

絵が云々ではないですが、一番わかり良かったです。
プロが教える絵の飾り方の完全マニュアル。

 

 

まとめ

アートを買うこと自体は、インテリアの購入と同じかなぁ。と思っています。

よって、どう合わせるか・どんなものを購入するかは、飾るスペースの大きさや飾りたいカラー、壁の構造である程度絞れます。

ただ、複製やプリントの作品であっても、アート作品の場合は、単に汎用性を重視した大量印刷のデザインとは異なり、所有者に大きなインスピレーションや満足感を与えてくれることは間違いありません。一つ上のインテリアとして、アートの購入はぜひおすすめしたいっ。

「本当に価値ある自分のためだけのアートと出会う」ことはそれこそ河原で理想の石を探すようなもの。方向性がしっかりした人だって「出会い」には時間がかかることはよくあるので、ゆっくりと楽しみながら見つければよいと思う。

ただ、最高のアートを見つけないと部屋に飾らない!!だと、価値ある日常を過ごす機会の損失になり、もったいない。

まずは、条件にあう【大きさ・カラー・雰囲気・価格】で、欲しい作品の条件を明示しておくだけでもかなり絞り込めて、ずいぶんと選択肢はせばまりますし、その作品の購入根拠(言い訳ともいう。・・・日本人には以外と大事!)ともなります。ぜひ参考にしてください。

落ちは単純かもですが、作り手からすると、お客さんにオーダー聞いていくと、設置条件の方がきっちり定められていて、実はそれほど多くの選択肢がないことが多いのも事実なんですよねー。

ただ、最高の一枚にであった人は、お気に入り作品を中心に、部屋そのものの方を作り替えたりしますから、この記事とは考え方は全く逆ですかねー。

ただ、そんな方たちが悩むのは費用と置き場所くらいで、何を買うかは迷わないwww。うらやましい。。

そんな一枚に出会うためにも、気軽に部屋をコーディネートするアート習慣を、ぜひ取り入れてみてくださいっ

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